AIDAコンソーシアムは、
日本発の方法論で組織の可能性を引き出し、
複雑さを豊かさに変える社会を
共に築く活動体です。
組織の動態をとらえる
コーポレート・オントロジーという見方
コーポレート・オントロジー(存在論的組織観:CO)とは、
コーポレート・アイデンティティ (CI) を超えて、「そもそも企業とは何か」を問い直しながら、
世界との関係性の中で生成し続けるプロセスとして自己像を更新し続ける視点です。
変化が加速し複雑さが増していく時代、自身の根源的な存在様式を刻々と捉え直し、
複雑性から独自の資産を生み出す土壌を育みます。
複雑性ケイパビリティの編集へ
変化や多様性の中には、目に見えない価値の種が潜んでいます。
複雑な関係性の「あいだ」に生まれる創発こそが価値を生み出す起点となります。
しかし、合理性や効率化を重視する志向性の中で見落とされてきました。
AIDAコンソーシアムは、
その暗黙的で数値化できない可能性の源泉に踏み込み、
複雑性こそを価値の源泉とする「複雑性ケイパビリティ」の編集へと向かいます。
日本発の方法論で、
グローバルに適応可能な
文化・文明資本を築く
厳しい自然条件と豊かな四季のもと、変化と共に生き抜いてきた日本における「複雑性ケイパビリティ」を、
普遍的な方法論として理論化し、現代の共有知として蓄積・共創します。
編集工学者
松岡正剛
超領域的な世界知をもとに情報編集の仕組みを解明し、編集工学を提唱。「日本という方法」で日本的知性の構造を示した。
経営学者
野中郁次郎
日本発の「組織的知識創造理論」を提唱し、国内外の経営学の発展に貢献。SECIモデルで、暗黙知を源泉とする集合知創造の原理を示した。
編集工学
日本的方法論
知識創造理論
日本的経営論
ものごとの「あいだ」にある動的な関係性や目に見えない価値に注目し、連想的・連鎖的に統合。
複雑さを活かして価値を創発し、資産へと編集します。
AIDA理論は、組織経営に関わる多様なテーマに適応可能です。
活動内容
※将来的に、実装支援ツールの開発やAIDA理論実装を支援するAIDAコンサルタントの育成も見据えています。
フェローチーム|
知を継承し理論を磨く実践チーム
アドバイザリーメンバー|
各界の傑出した知性が創発を加速
大澤真幸
社会学者
佐藤 優
作家・
元外務省主任分析官
武邑光裕
メディア美学者
田中優子
江戸文化研究者
津田一郎
数理科学者
運営団体|
場を創り育む運営事務局
一般社団法人 AIDAコンソーシアム
| 設立 | 2025年9月1日 |
|---|---|
| 代表理事 | 安藤 昭子 |
| 理事 | 住田 孝之、奥本 英宏、束原 俊哉 姜 舜伊、大久保 佳代、福地 恵理 |
| 所在地 | 東京都世田谷区赤堤2丁目15番3号 編集工学研究所内 |
| 事業内容 | AIDA理論の研究開発、実装支援、会員組織運営、情報発信 等 |
お知らせ2025.09.01
【ニュースリリース】複雑性の時代に、日本的方法論から新たな経営知を―「一般社団法人AIDAコンソーシアム」9月1日設立個人や組織の“情緒”を軸に、
AIDA的イノベーションが駆動する
AIDA理論で鍵となるのが、論理や言語を超えて
世界の動きを感知する「情緒」の解放です。
場を介して生まれる相互感応によって複雑性に分け入り、
意識下に潜在する言語化し得ない価値の発見を導きます。
「兆し」の群れ
多義的な見方によって、
既存の世界像に新たな問いを立てる
「見立て」の束
「見立て」(アナロジー)によって、
存在の本質を問う物語回路の結節点
「物語」の連なり
存在の系譜を多様な可能性へと解放し、
新たな兆しへ向かうプロセス
複雑性から価値を生み続ける組織へ
AIDA理論の適用スコープ
AIDA理論によって引き出された
組織ごとの複雑性ケイパビリティが、
内部環境の複雑性を豊かに、そして外部環境との関係性から
価値を生み出し続ける組織体質をつくります。
組織の幹を再編集
源をほどき、志を掲げる
1.Roots Editing
組織哲学を支える世界観の根源を、生命モデルをはじめとした多様なモデルで読み解き、組織に潜在する「らしさ」を再発見する。
2.Purpose Editing
その組織ならではの志を掲げ、未来へ向かう新たな物語を共有・実践する。
価値生成の仕組みを再編集
組織が変容し、価値が生まれる
3.Team Editing
組織内外の複雑性から価値を生み続ける組織に進化する。
4.Value Editing
事業活動を行き詰まりから解放し、新たな価値をつくりだす。